ツワブキ(実)
11月に花を咲かせていたツワブキが、今は、
フワフワの綿毛をつけています。
タンポポの綿毛に比べると産毛が密で黄色味
がかっています。産毛が密な分、重たげであ
まり遠くまでは飛んでいけなそう。毛糸で作
ったポンポンに似ているような感じもなきに
しもあらず?
ツワブキは、常緑の植物なので本来はもっと
南の地方に適した植物です。冬の厳しい北国
の植物は、冬は葉を落として地上部は枯らし
地下に避難して過ごします。冷たい風に痛め
つけられ、時には雪まで降り積もって過ごす
ツワブキはいくら丈夫とはいえ痛々しく見え
ます。
フキは、冬の間は土の中です。寒さに適応し
ており、日本では北海道でも元気に育ちます。
先日、そろそろどこかにフキノトウが出てい
ないか、と毎年生える場所を見て回ったので
すが、やはりまだ早過ぎるようで1つも見つ
けることが出来ませんでした。風の冷たさを
考えると無理もありません。
陽だまりでノンビリ眺めたいものだなぁ~と
思う雪の立春の朝でした。