淡々と・・・

淡々と過ぎていく日々、心にとまったひとこまを写真と短文で綴っています。

木々

フジザクラ(花)

雨水を過ぎた頃、小さな花芽だったフジザク ラが満開を過ぎました。 咲き始めは薄いピンク色だったのが日ごとに 赤味を増し、散る直前には濃いピンク色に変 わるのがこのサクラの特徴です。 先日の降り続いた雨で散ってしまうかなぁと 思っていましたが案外…

ユスラウメ(花)

今年はユスラウメの花もあっという間に満開 になり、雨に打たれてだいぶ散ってしまいま した。 こんなに一斉に咲いてしまっては受粉を手伝 ってくれる虫たちも追いつかなかったのでは ?と心配になるほど早かった。 ユスラウメのことを調べていたら大分県の…

コブシ(花)

今年はコブシの開花が遅れました。 いつもならソメイヨシノよりも先に咲くので すが、今年はほぼ同時に満開となりました。 急に春を通り越したような気温が続いていた ため、ただでさえ色々な花が一斉に咲く北国 の春が大混乱しています。コブシの開花が出 …

カエデ(芽吹き)

秋に見事な紅葉を見せてくれるカエデの並木 道は、ついこの間まで裸木の並ぶ明るい道で した。 ところが、暖かくなると雨が降る度に木々の 先が赤味を帯び、たちまち小さなカエデの葉 が開き始めました。 カエデの葉は、散る直前も赤色ですが芽吹い た直後も…

ソメイヨシノ(花)

私の住む里山にもようやく桜前線が、到着し ました。 我が家の斜め向かいにある公園のソメイヨシ ノの花も午前中はまだ蕾でしたが、午後3時 過ぎになると上の方の花がだいぶほころんで いました。公園のソメイヨシノは、私の部屋 からもよく見えます。珍し…

アセビ(花)

久しぶりに少し遠回りの散歩コースを歩いて いると山の斜面から落ち葉を踏む音が聞こえ ました。最初はキジが歩いているのかと思っ たらなんとニホンカモシカがいました。 以前はたまに遠くを歩いているのを見かけた のですが、最近は全然見なくなってもうど…

サンシュユ(花)

時々いつもは通らない道を選んで散歩をする 時があります。季節も時間もバラバラですが そうすると思わぬ出会いがあるからです。 先日は、久しぶりにサンシュユの花が咲き始 めいるのに出会いました。 サンシュユは、山茱萸と漢字で書くそうです が、山のグ…

ソメイヨシノ(幹)

我が家のある住宅街に登って来る道は、途中 で二股に分かれています。 いつもは道なりに自分の家のある方へ進みま すが、たまにもう一方の道を進んで散歩をす ることがあります。道の先は、我が家より後 に開発された住宅街になっており洒落た家が たくさん…

ミツマタ(花)

年末にはすでに蕾の準備は出来ているようだ ったミツマタですが、意外と花はなかなか開 いてきませんでした。 時々植えているお宅の垣根沿いから眺めてい ましたが、蕾はほんの少し開いただけ。 マンサクの花も咲いたし、雨も時々降るよう になったからもう…

カワヅザクラ(花芽)

関東地方から西の方々のブログで満開のカワ ヅザクラの写真を度々目にするようになりま した。 近所のカワヅザクラは、どうなったかな?と 思って見に行ってみると花芽が少し膨らんで 緑色の部分が見えていました。 坂道の日当たりの良い場所に植わっている…

アボカド(再生)

野菜売り場に並んでいるアボカドを食べた後 観葉植物として楽しめると知ったのは、だい ぶ以前のことです。 日本では寒すぎるため沖縄県以外では露地で 育ちませんが、種を捨てずに表面のぬめりを きれいに洗って水栽培すると3ヵ月位待つと 種に亀裂が入っ…

コブシ(花芽)

昨年はこの辺りのコブシはどこもたくさんの 花が咲いたのですが、今年はどの木も花芽が 少ないように見受けられます。 良く似たハクモクレンの方は、相変わらずた くさんの花芽をつけているのですが…果樹に はたくさん実がつく表年と裏年があるような のでコ…

ウメ(蕾)

昨年は2月20日頃には咲き始めたウメの花 は、今年はまだ咲いていません。 ようやく蕾の先端から白い花弁が、のぞい てきたくらいです。ウメの花は、この状態 になってからパッチリ開くまで意外と時間 がかかります。 ようやく2ケタの気温になったと言って…

フジザクラ(花芽)

昨年4月10日頃に満開を迎えたフジザクラ は、まだ小さな花芽の状態です。 それでもここ最近の水分の多い雪から水を 吸い上げるように、少しずつ少しずつ膨ら んでいます。 サクラの仲間は、基本的に水が好きです。 河川敷に桜並木が多いのもサクラの特性と …

スギ林2

今年もスギ花粉症の季節が近づいています。 花粉症さえなければ、私はスギは美しい木だ と思います。 真っ直ぐに伸びた幹は独特の木肌をしており 少し赤味を帯びた樹皮は、引っ張ると縦に裂 ける特徴があります。 スギは、日本原産の常緑針葉樹です。古くか …

ツノハシバミ(蕾)

今年もツノハシバミの花芽は、着々と花の準 備をしています。 ハシバミの仲間は、みんなこのような花芽で 春になると雄花はロープのように長く垂れ下 がった花を咲かせます。雌花は雄花に比べる と小さく目立たない存在ですが、たいていす ぐ近くでひっそり…

ウグイスカグラ(蕾)

昨年の春、雑木林から手折って来たウグイス カグラの枝はあっけないほど簡単に挿し木で 根付きました。 小さな鉢に植えた苗木は年末にはもう蕾をつ けてジッと春を待っています。こんなに早く 蕾をつけては寒さにやられてしまうのではな いか?と思っていま…

ハクモクレン(冬芽)

午前中は冷え込んでいましたが、午後から晴 れてきたので近所の散歩に出ました。 毎年たくさんの花をつけるハクモクレンは、 今年も大きな冬芽を太らせています。 この中に真っ白な花が、折りたたまれている と思うとなんとも不思議な気持ちになります が、…

カキ(木守り)

久しぶりに、山の下の農家の集落を歩いてみ ました。 庭先のカキの木には木守りというには随分た くさんのカキの実が残されていましたが、今 では大半は鳥たちにつつかれてヘタばかりが 残っています。 高齢の方は子供の頃、甘いものが貴重品だっ たせいか、…

アオキ(実)

東京で大雪が降って大混乱になっている頃 私の住む地域はこのところ少しだけ気温が 上がって積もっていた雪が溶けました。 関東地方に雪が降るのは南岸低気圧のせい ですから少しずつ春が近づいている証でし ょう。 雪が溶けると歩き易くなるので、雑木林へ …

ビワ(花)

今年も寒い中ビワの花がひっそりと咲いてい ます。 濃い緑色の分厚い葉は艶々として寒さに強そ うですが、花は産毛に守られた蕾からゆっく り時間をかけて開きます。象牙色の花は、地 味で高い場所に咲くとほとんど人に気づかれ ることなく終わってしまいま…

シラカバ(裸木)

夜の間にまた雪が積もりました。 今年は、雪の量は今のところ昨年より少ない 感じです。気温が低いため軽くサラサラとし ていて風が吹くと簡単に飛ばされてしまいま す。今日もとりあえず車の上と周囲の雪を片 付けて近所の散歩に出かけました。雪を片付 け…

ナンテン(実)

鈍色の空の下て珊瑚玉のように光っているナ ンテンの実は、冬の風景に唯一華やぎを添え ています。 梅雨の時期、雨に濡れながら咲いていた花は 今、たくさんの実に変わりました。 ナンテンは、常緑低木のため冬でも葉が枯れ ません。ただ私の住むような寒い…

ヤブコウジ(実)

ご近所のヤブコウジが色付いて、お正月を迎 える準備万端といった感じです。 ヤブコウジは、全長20㎝前後の常緑小低木で す。こんなに小さいのに一応、木なのです。 普段は小さく目立たない存在ですが、冬の最 中にツヤツヤとした真っ赤な実が熟すと俄然 目…

雑木林5

このところ連日雪が積もっています。 午後にはバス通りなどの大きな道の雪は消え るのですが、朝になるとまた真っ白になって います。 我が家の車庫は屋根がありません。毎日積も った分だけ雪を下しておかないといざ出掛け ようとしても車を出すまでに大変…

アオハダ(実)

朝は雪、その後雨に変わって午後からは晴れ てきました。 晴れて来ても一向に気温が上がらないので知 らず知らずのうちに小走りになってしまいま す。夏ならすぐに暑くなってしまうのに歩い ても歩いても温まってきません。 あまり遠くに行く気にもなれず、…

ムクゲ(実)

今年もムクゲにはたくさんの実がついていま す。枝の先端に付いた実は乾いて割れており 中から黒い種がのぞいています。 たくさんのムクゲの実を見ながら盛夏の頃の 花を思い出しました。紙のような真っ白な花 中心が赤く周囲は薄紫色の花、どれも次々と 咲…

マサキ(実)

今年もマサキの実が朱色に色付いてきまし た。 一年中艶のある葉を茂らせているマサキは 生け垣として人気のある樹木です。日本の 庭では生け垣には常緑樹が使われることが 多く、サザンカ、ネズミモチ、ピラカンサ など一年中緑の葉を絶やさない木々が人気 …

ナツツバキ(実)

夏に清楚な花を咲かせていたナツツバキは、 今は茶色い硬い実をつけています。 この実は柔らかい花からは想像出来ないくら い硬く、手で割ろうとしても簡単には割れま せん。 冬の初め頃になるとナツツバキの実は先端が 自然に開いて割れてきます。あんなに…

ソシンロウバイ(蕾)

待ちに待った、種から育てていたソシンロウ バイに蕾がつきました。 ここ数年は、毎年のようにまだ咲かないのか なぁ~と年末になると期待と落胆を繰り返し ていたので先日蕾が10個ほどついているのを 見つけた時は満足感でいっぱいでした。 ロウバイは、落…